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◆ はじめに ◆

「AWG療法」と出会ったのは、一昨年晩秋でした。

左胸乳がん全摘となった主婦の乳房が、
「AWG」(素粒子波動の照射)で丸ごと蘇生した。
まるで魔術のような奇跡が起きているというのです。

聞くなり「ウソだ」と思いました。


「本当ならば人類にとっての福音。
インチキなら難病患者から高い金を取る医療詐欺。
社会派ジャーナリストの目で、実地に確かめて欲しい」
と知人からせがまれ、療法の現場に踏み込み、
約10ヶ月、東奔西走しました。


体当たりの取材、見たままの結果を
『「AWG」は魔術か、医術か?』(五月書房 昨年12月刊)にまとめました。

出版いらい今日まで、220名の読者からのFAX、手紙で
さまざまな質問を頂いています。
作者多忙にかまけ、応答できなかった方も。

そこで、出版後に療法の周辺で起きていることを
10日に1回の割合(月3回)で毎月お知らせします。


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テーマ : 健康生活:病気・治療法
ジャンル : ヘルス・ダイエット

◆ ふるえるカジさん ① ◆

最初は「ふるえるカジさん」の情報です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


カジさんは都内在住の72歳、
元売れっ子のメンズ・ファッションデザイナー。
ここ6年「多重臓器不全(たじゅうぞうきふぜん)」の難病と闘っています。

背中に複数臓器を摘出した、手のひら2枚ほどの凹みがあります。
不気味な崖にも似た背中の手術跡です。

6年前、背中にぽつんとニキビのようなものが出来、
多忙にかまけて放置していたところ、
一晩で腫れ上がり、意識不明で昏倒。
救急車で病院にかつぎ込まれました。

「敗血症多重臓器」の診断、即手術。

いらい背中と胸がくっついたような傷口のまま、
ただいま腎臓、肝臓、肺、胃を、細菌やがんに侵されています。


カジさん一番の悩みは「字が書けない」こと。

・ ペンを持つ手先が震え、字の形にならない。
・ キーボードも、たたけない。


他人に働きかける「文字」の発信ができない。

拙著を読み「手のふるえ、何とかならんでしょうか。」
切羽詰まった訴えを受けたのは、9月の上旬でした。


東京・巣鴨のとげ抜き地蔵。

すぐ近くのマンションの一室で、
カジさんは自ら「AWG」(波動発生装置)のスイッチを押し、
簡易ベッドにごろり仰向けに。
照射コードは「疲労(全般)慢性」全21分。

人には左脳と右脳があります。
左右をつなぐところを「橋(きょう)」といいます。
迷走神経などをコントロールしているとみられる部位です。

カジさん、「橋」がくたびれているのではないか?
長年のデザイナーの仕事と闘病で、心身とも疲れ果てているとみて、
選んでもらった波動コースです。

狙いは的中、通電すると、カジさんたちまち眠りに落ちました。
口をへの字に結び、カカカカカカカカカと、
まるで軽快なギャロップ(早駈け)のようないびきです。


「AWG」照射の終わった後、さらに2時間余り。
やおら目を覚ましたカジさんは、口を開きました。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ( … 続く ) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




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◆ ふるえるカジさん ② ◆

「ふるえるカジさん」 続きです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「肩のあたりが軽いね。」
目覚めたカジさんの第一声。

その姿に、「これは…治りそうだな。」と直観しました。
理由は、カジさんの呼吸です。

鼻で息を吸って吐いている。
鼻孔のフィルターを濾して、空気をスーハーしている。
こういう人は、「AWG」の照射効果が高い。
反対に、口で吸い口で吐く人に「AWG」は効きにくいのです。


… … … … … … … … … … … … … …


オンワード樫山出身の「カジさん」と言えば、業界では伝説上の人。

1960年代後半から10年、
米国で大ブームのアイビールックを尻目に、
「日本には日本のカジュアルファッションがある」とばかり、
上下のアンサンブルの色調取り合わせと
斬新なデザインで、ニュールックを創作、
日本メンズ・ファッション業界の風雲児と呼ばれました。

そのころ、都内主要デパートのメンズ向きショーウィンドウは、
カジさん全一色。

今は昔、45年前の話です。


服飾デザイナーを志したのは20歳の頃。
食品業界で働いていたカジさんは、おしゃれ大好きのヤングでした。

工夫した装いで、週末の銀ブラと洒落ていたら、
商社「丸善」のスタッフから呼び止められ、
「わが社の社長室にぜひおいで頂きたい。」

おそるおそる訪ねると、商事会社の社長さん自身が、
満面に笑みをたたえ
「君…日本に『明るいタウン』調のメンズ・ファッションを流行らせたいんだ。」

これからは日本男児がおしゃれする時代、
わが社はその「流れ」に先行投資したい、
と社長は続けました。

君のような着こなしのいい若者に、ぜひプロジェクトに加わってほしい、と。

強力なスカウトでした。


… … … … … … … … … … … … … …



回想の途中で、カジさんの声が飛びます。
「次は何を?」

「もうひとつのコード、がんばりましょう。」と私。
照射コードは「疲労倦怠(虚脱感)」全33分を選んでもらいました。

これもぴったりはまった感じ。
カジさん、カカカカカカと、丘を駆け下り
小川を渉る感じで70分の鼻いびき。

再び目覚めると「喉が渇いた…オシッコに行きたいよ。」

パッドの位置を、肩先からひじに移動させ、
「筋ジストロフィー」全24分の照射を反復してもらいました。


3日後、電話が入りました。
カジさんからです。
声が弾んでいました。


「字が書けるようになりましたよ。
 … ただし3日間だけ。」




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ( … 続く ) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



◆ ふるえるカジさん ③ ◆

「ふるえるカジさん」 続きです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


カジさんの声には、感動のトレモロが付いていました。
「AWG」を照射した夜、ボールペンを握り、字を書いてみたのだと。

一番の悩みは、手首から先が約5センチ巾で小刻みにふるえ、
字を書こうにも字にならなかったと。

「 それが何と、俊成先生、
 止まったんですよ
 指先が紙の上できちんと止まった
 字の形になったのです。」


巣鴨・とげ抜き地蔵の近くのマンションで。
カカカカカと4時間余りが経過したその夜から、
サプライズが始まった…
と、カジさんはいうのです。

◇全身疲労/疲労倦怠/筋ジストロフィー/筋肉全般の修復。
4種類のコードパターンを何度もの往復に、全身を委ねたその夜。

カジさんの指先は、本人の意志に沿って動いた
6年間、ふるえっぱなしの手指が


「AWG」は、超低周波に乗せ、素粒子の微細な振動を、
カジさんの体内に送り込みます。
コンマ以下、ゼロを14くっつけたほどのミリという、
微細な粒子が、束となってカジさん体内の「水」分子を包み、
これを揺さぶった ―― と考えられます。

しかし、体内の「水」を揺さぶる様子を撮影した者はいない。
ましてや体内に入っていく「素粒子の束」なるものを、見た者もいません。
理論物理学者が提唱する「 素粒子理論 」の世界です。


原子核の周りを、電子(素粒子)が回っている。
原子核は+の電流を、電子(素粒子)は-の電流を帯びている。
体内の「水」を揺さぶるのは、-の電流を帯びている電子(素粒子)
であると考えられます。

あくまで「そういうことが起きたのではないか」
という、理論上の話です。


しかし ― 。
わずか3日で元に戻った、というのが気になります。
「AWG」は、それだけの効能なのか?

「 よし、合宿をやりましょう 」と私。

温泉地に割安の宿を探し、2泊3日で湯に入り、
「AWG」をかけ、さらに入湯…
を丸2日間繰り返したとき、カジさんのふるえは、どうなるのか?

草津温泉のクア会員である建築会社E社長のつてで
10月23日~25日の3日間、ホテルにこもり
「 AWG 」合宿をやることになりました。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ( … 続く ) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



プロフィール

俊成 正樹

Author:俊成 正樹
1936年生まれ。大阪市出身。
中央官庁(現・国土交通省)勤務を経て、社会派ジャーナリストとして独立。松本清張、森村誠一など有名作家との共同作業に参画、取材・調査に活躍。
1981年より「水」問題に取り組み、元日本陸軍の保有していた防疫給水技術調査のためアメリカ、イギリス、中国、ロシアなど各国を取材。各地の水資源問題に精通。
著書に『日本から水がなくなる日』(2009年)、『学校では教えない商売・お金・運開き』(2009年)、『水道管の叫び』(共著、2010年、以上中経出版刊)ほか多数。

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