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◆ 小さな診療所の大きな挑戦 ⑰ ◆

小さな診療所の大きな挑戦 ⑰


胆管に異常あり

「胆汁の流れがわるくなってますね」

受けた投薬の種類・カプセルの多彩に驚いたドクトルI。

内視鏡検査の結果、消化器のどこかで異常が生まれている」と判断し、
以前に勤務していた東京・港区のT病院に「検査入院」の要請をします。

この判断が機敏でした。
東大医学部第3内科の「流れ」を受け継ぐT病院。
医師は「胆管に異常あり」と診断。

「直ちに胆管のバイパス手術をする必要があります」
とドクトルIに連絡が入りました。
「胆汁の流れが悪くなってますね」と。


開いてみると……
膵頭部にがん組織発見!


検査入院の翌日、「時を争う」と判断したT病院の外科医により、
衛士の開腹手術が執刀されました。
昨年6月17日のことです。

胆管の手術は成功しました。
しかし、深刻な事態が持ち上がりました。

開腹してみると、膵臓上部(膵頭部20ミリ部分)に、
腫瘍組織が発見されたのです。


膵頭部がん組織摘出は「84歳の体力が持たない」

T病院の医師たちは、昏睡している衛士を見ながら、
議論を交わしました。

膵臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、いくつもの臓器の奥、
身体の最も後背部に位置しています。
諸臓器に分け入り、膵臓全体を取り出し、膵頭部の腫瘍摘出。

胆管のバイパス手術との並行は、生命の危険を伴う
と、医師たちは判断しました。

84歳という高齢を考えると、膵頭部の手術までは不可。
外科医たちは、そう判断したのです。


AWGとMSのW処方に踏み切るか?


10月に入り、T病院から帰ってきた衛士を前に、
ドクトルIは深々と腕を組みました。
大病院から退院してきた衛士に、いま、医師としてやれる最善は何か?

「AWG照射とMSの服用」が頭をよぎります。
W処方に踏み切るか?




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プロフィール

俊成 正樹

Author:俊成 正樹
1936年生まれ。大阪市出身。
中央官庁(現・国土交通省)勤務を経て、社会派ジャーナリストとして独立。松本清張、森村誠一など有名作家との共同作業に参画、取材・調査に活躍。
1981年より「水」問題に取り組み、元日本陸軍の保有していた防疫給水技術調査のためアメリカ、イギリス、中国、ロシアなど各国を取材。各地の水資源問題に精通。
著書に『日本から水がなくなる日』(2009年)、『学校では教えない商売・お金・運開き』(2009年)、『水道管の叫び』(共著、2010年、以上中経出版刊)ほか多数。

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